整備に行き詰った方、分からない方、裏ワザなどみんなで教え合ったり助け合ったり なんでもどうぞ。
前スレ
http://forum.bikechannel.info/test/read.cgi/bikech/1552009569/
くまくま氏
うぃ~……_(:3」∠)_
ゆっくりなおすだぬ~……_(:3」∠)_
作業員氏
それだけオタノシミの時間が増えるという、その筋のひとにはむしろご褒美!
完成しちゃうと、次ぶっ壊れるまで待たないといけない、、って逆ですね。
しかし、どっか壊れると心の底ではどこかワクワクしちゃうのはヤバい気がする。
そんな事以前クルマ(イヂリ)関係の友人と話してたら、「自分がイタ車に乗るのはそれが理由の一つ!
壊れるとニヤリとする ククク」って返ってきた。
結構蔓延してる。
チューブ氏
サービスマニュアルも手に入れてるしね~(´ω`)♪
今の物置が完成したら
イントルーダーたんの修理をするんだ、、、。
自分でいろいろする人あるあるですなw
「ここが悪いのかなぁー?それともここかぁ~?Ψ(`∀´)Ψケケケ」
って、なんか変なテンションになりますねw
クラッチのロックワッシャーが欠品とは。 困ったんで加工して
乗り切ったです。 腰上はドゥエルピンがまだ届かないので
明日はワイヤーハーネスを補修します。
モノタロウで買ったLED投光器が安いものだけど凄い役立ってる。
昔北海道ツーリングのとき三脚ぶっ壊れて現地調達した安物の
三脚の雲台とっぱらって、この投光器をつけたら凄まじく便利。
もっとはやくやればよかった。
ブリーザタンクのガスケットが欠品してましたので
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モノタロウでシート買って
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けがいてカット、ポンチョでねじ穴あけてガスケット作成し
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装着。
この部分はオイルセパレーターとして油に混じった不完全燃焼ガスを
揮発で分離したブローバイガスをエアフィルターボックスに戻すところっす。
つづく
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シフトシャフトのオイルシールを引っこ抜いて新品を圧入。
外周にあったソケットのコマでプラハン使ってコツコツ入れます。
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腐ったドゥエルピンを破壊引っこ抜いて新品に。 どうもドゥエルピンは電蝕やら水気のせいで
食いつきやすいので組む時ピンにスレッドコンパウンド塗布してます。次回楽できます。
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クランクケース側面にはケース組んだ状態で軸穴を機械加工して製造するので、軸の飛び出しがない側の穴は
エンドキャップで塞がれますが、スチールのだと箇所によりサビが。部品は欠品なのでさびおとしして
塗装で再利用
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合わせ面はオイルストーンで軽くならした後、脱脂。
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クランクケースからシリンダー、ヘッドへとオイルを圧送する経路にはOリング。
忘れたら大変。エンジンオイル塗布して取り付け、周りは丁寧に脱脂。
合わせ面に後で液体ガスケット使うため。
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合わせ面に装着するベアリング溝を固定するリングやピンをパーツリスト、サービスマニュアルを
よく確認して載せていきます。 ここ重要ですね
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すでにオーバーホール完了したミッションや洗浄点検したクランクシャフト等は異物をくわえないよう
ビニール袋やラップで包装して保管してあります。 コレらをケースに入れていきます
組み付けにはワコーズのASPを使ってるです。
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ミッションを組み入れて
写真ないですが忘れがちなタイミングチェーンガイドのクランクケース側のを組み付け、
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ダンベル何キロ持てる?しながらクランクシャフトにタイミングチェーンを忘れずかけてセット
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ロワーケース側にシフトドラムと
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シフトフォークを組み付け
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合わせ面に液体ガスケットを塗布。薄めでオイルラインや可動部に組み付け後にはみ出さないように、、
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合体準備完了。この時ミッションはニュートラル位置にしておくといいっす
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合体! じつはこのケース上下を合わせるところがハイライトなんですが、
アッパーにあるミッション軸の各溝と、ロワーにあるシフトフォークを正しく噛ませるのが何度やっても
イライラ作業。 キッチリニュートラル位置にしておくのは凄い大事ですが、当たり前なので書いてない
サービスマニュアルもあるです。
この時合わせる直接の隙間に細いドライバー等を液体ガスケットに触れないように入れて、
位置調整します。 うまく合体できたらミッション切り替えてちゃんと動作する事を確認。
シフトシャフトは重たいのでプライヤーとかでとかで回して操作。傷つかないようウエスとか
挟んでね。
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確認できたら指定トルクと順番で数回にわけて締めていきます。
箇所が多いのでプリセットタイプが便利ですね。
ということでクランクケースはメイン部分組み立て出来ましたんで、フレームに戻します
っとその前に
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同じ轍は踏まぬ(T_T) オイルドレンをワイヤーロック。確かにねじ穴減ってガタ大きかった。
ヘリサート入れる程ではないけど締結力弱いのが良く分かりました。
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オイルポンプ取り付け、
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各ギヤ段やニュートラル位置の割り出しするシフトカムを組み付け、
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シフトドラムを引っかけて回すシフトシャフトを差し込みます。
動作確認したら
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洗浄点検したエンジンマウントをシリコングリスうっすら塗りながら組み付け。結構磨耗するので交換してる部分もあります。
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ジェネレータカバーとジェネレータ、ピックアップコイルもオーバーホールしました。
案外スラッジついてて汚いです。マグネトーだけに鉄粉呼ぶよねぇ
あとチェーンカバー内で露出するケーブル引き出し部分は液体ガスケットでキッチリ封止。
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この車種はジェネレータを構成するローターの裏側にスタータークラッチがあるので点検して組み付け。
クランクケース分割しないと交換できないFZR系のエンジンとは大変な違い。
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クランクシャフトのキー溝に半月キーを忘れず入れてからローターを取り付けボルトで締結。要特殊工具ですが
あまりお勧めでない方法ででも回り止め可能(^^;)
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スターターとの連動ギヤ、ドゥエルピン、ガスケットを入れてジェネレータを組み付け。
貼り忘れ
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その前にフレームに搭載してます。
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スタッドボルトにはスレッドコンパウンド付けてヘッド締結トルクで取り付け。
スタッドボルトインストーラー付けてトルクレンチ使用。ダブルナット使って装着時とは段違いに楽です
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クラッチ汲んでいきます。
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スペーサーの罠とかがたまに有りますのでパーツリスト、サービスマニュアルを注視して慎重に組まないと
ハマる。 実際ジェネレータのローターとクランクベアリングとの間のスペーサーがパーツリスト類に記載がなく
近似サイズなので余っておかしいって組み付け直しました。ベアリングとの間にスペーサーが入らないとおかしいので
おや?って。 パーツリストの記載漏れですね。
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う、、ロックワッシャーちがうぢゃんかー(;´Д`) 代替パーツ違ってるぜよ。
以前ガスケットでもやられた 再利用するか。
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う、、回り止めの突起が折れてる。ちなみ代替パーツ無いってことは欠品。チクショー
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こうして脱出。 このロックワッシャー挟んで
クラッチホールドかけて、スピンナハンドルでガッチリ締め付けし、このロックワッシャーの一部を
折り曲げロック。
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あらかじめ規定値以内で再利用可能なのを確認したフリクションプレートと
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プチチューンも済ませたクラッチプレートを
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エンジンオイルを塗布しながら裏表や回転方向、プレートの順番に気をつけながら重ねていきます。
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コレらのプレートがクラッチスプリングとこのクラッチ圧板で押し付けられて駆動を伝達しますが、クラッチを
切るときはバネで押さえ付けられている圧板を引っ張り上げて空転させています。
回転中に引っ張るためにベアリングを間に入れて裏側から引っ張ってます。なのでここのベアリング
(レリーズベアリング)には凄い負担がかかるので消耗品です。
今回もチェックしたらガタガタになってましたので交換。
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クラッチスプリングをセットしボルトで固定。回ってしまうのでクラッチハウジングと
クランクシャフトからのギヤの間にウエス噛ませて周り止めして規定トルクで締結。
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クラッチカバーを取り付け。 ドゥエルピンやガスケットセットして、ケース側に付いてるクラッチレリーズレバーの
カムにクラッチレリーズ(本体側。先ほどベアリング入れ替えた引っ張り上げるシャフト)を引っ掛けてセット。
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ということで腰下完成。 最近の作業でした。
バルブスプリングの向き。 サービスマニュアルに記載ないですがピッチの詰まった方が下(ヘッド側)向きと
常識的に決まってるのでその様に組んだのですが、どういう理由なのか前々から気になってました。
何だろう、慣性重量? 座りの良さ?
気になってネット探ってたら同じこと考えて書いてくれてるところがあったっす。
http://oldkp.jugem.jp/?eid=845
なるほどねぇ。参考になりました。
掲載元:https://forum.bikechannel.info/test/read.cgi/bikech/1577603520/
レスほしいお(pq´ω`)ミジモジ
ドッキングして、マジでできた!
いっつもは、ただの酔っ払いおやじなのに・・・なのに・・・
輝いて見えるぜ(*´Д`)アハーン
<めちゃくちゃ言うてるw
いやしかし、マジですげーな・・・
腰下とか、普通のバイク屋さんでも、内燃屋さんに投げるような案件なのに
それを個人でやらかす人なんて、全国でどれだけ
いるんだろう・・・そんな風に思いません?
しかも、リアルタイムに写真付きで見れるとか・・・
どんな贅沢なんだ(*´Д`)アハーン